【Python】関数

Pythonで関数を作るにはdefの後に半角スペースを入れてから関数名を設定して、関数名の後に「():」を記述します。

「:」の次の行からはインデント(字下げ)して関数が行う処理を記述していきます。

関数は作っただけでは何も起こりません。

作成した関数を使うことで関数内に記述した処理が実行されます。

関数は「関数名()」で使うことができます。

試しに文字列をprintで表示するだけの関数を作成して、2回実行してみました。

このように関数を使うことで、関数内に記述された処理が実行されます。

引数は関数を定義するときの()の中に引数名を「,」区切りで記述して設定します。

受け取った引数は、引数名を使って変数と同じように使うことができます。

デフォルト値(初期値)は関数を使うときに値が渡されなかった時に使われる値です。

引数名の後に「=デフォルト値」でデフォルト値を設定することができます。

複数の引数がある場合、デフォルト値がない引数の前にデフォルト値がある引数を設定してしまうとエラーになります。

そのため、デフォルト値がある引数とデフォルト値がない引数が混在する場合は、デフォルト値がない引数から設定していく必要があります。

関数に引数の値だけを渡す方法は、関数を呼び出すときに()の中に値を「,」区切りで記述します。

注意点としては値を渡す順番に意味があるという点です。

関数を使うときに1番左側に記述した値は関数の定義で1番左に設定された引数に入り、2番目の値は2番目に設定された引数に入るという感じで、渡す順番と設定された順番が対応しています。

引数名を指定して引数を渡す方法は、関数を呼び出すときに()の中で「引数名=値」の形式で記述します。

複数の引数を渡す場合は「,」区切りで記述していきます。

引数名を指定する渡し方では、引数を渡す順番を気にせずに引数を渡すことが可能です。

関数は処理した結果を関数の呼び出し元に返すことができます。

関数が返す値のことを戻り値と言います。

戻り値がある関数を実行すると、戻り値を変数で受け取ることができます。

引数として底辺と高さを受け取り、三角形の面積を戻り値とする関数を作って試してみました。

この関数の例ではreturnのあとに計算式を記述しているので、計算式の結果が戻り値になります。

関数の定義のあとは関数を使って、その戻り値を変数ansに代入し、printで表示しています。