Python

【Python】リストの操作(1)

みいと

この記事ではPythonのリストの操作についてまとめています。

範囲を指定して要素を取得

下記のように範囲を指定すると、複数の要素を取得することができます。

要素の範囲指定

リスト名[A : B]

リスト名[A : B]のように記述することで、インデックスがAの要素からBの1つ前の要素までを取得できます。

また、AやBの部分は省略可能です。

省略すると下記の表ような範囲を取得できます。

省略箇所記述取得範囲
省略なしリスト名[A:B]インデックスがAからBの1つ前の要素まで
開始位置を省略リスト名[:B]インデックスが先頭からBの1つ前の要素まで
終了位置を省略リスト名[A:]インデックスがAから末尾まで
両方省略リスト名[:]先頭から末尾まで

実際に範囲を指定した要素を取得してprintすると、このように複数の要素が表示されました。

範囲を指定して要素を取得

リストの長さを取得

lenを使うとリストの長さ(要素数)を取得できます。

lenの使い方

len(リスト名)

実際にlenの結果をprintすると、リストの長さが表示されました。

lenの使用例

リストの末尾に要素を追加

appendを使うとリストの末尾に要素を追加できます。

appendの使い方

リスト名.append(追加する値)

実際にappendで要素を追加してprintしてみると、apenndで指定した値がリストの末尾に追加されていました。

appendの使用例

リストの末尾の要素を取得

popを使うとリストの末尾の要素を取得できます。

取得した要素は元のリストから削除されます。

popの使い方

リスト名.pop()

実際にpopで取得した値とpopした後の配列printしてみると、もとの配列から末尾の要素がなくなっていました。

popの使用例

値を指定して要素を削除

removeを使うと指定した値をリストから削除できます。

指定した値が複数ある場合は最初に出てくる要素のみ削除になります。

removeの使い方

リスト名.remove(削除する値)

実際にremoveを使ってリストからaという文字を削除すると、最初に出てくるaだけが削除されていました。

removeの使用例

インデックスを指定して要素を削除

delを使うとインデックスで指定した要素を削除できます。

削除されたインデックスは欠番にならず、後ろの要素が前にズレてきます。

delの使い方

del リスト名[インデックス]

実際にdelを使ってリストsampleから[1]を削除すると要素が削除されました。

そして、[1]には後ろの要素がずれてきていることがわかります。

delの使用例

インデックスの部分は「:」を使って範囲指定をすることもできます。

インデックスの範囲を指定して削除

まとめ

今回はリストの要素の取得や、要素を追加・削除する操作についてまとめました。

リストには他にもよく使う操作がありそうなので、また次回の記事でまとめていこうと思います。

リストの操作(1)のまとめ
  • リスト名[A : B]のようにすると、範囲を指定して要素を取得できる
  • lenを使うとリストの長さ(要素数)を取得できる
  • appendを使うとリストの末尾に要素を追加できる
  • popを使うとリストの末尾の要素を取得して、元の配列から削除できる
  • removeを使うと指定した値をリストから削除できる
  • delを使うとインデックスで指定した要素(範囲指定可)を削除できる
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みいと
興味を持ったものをいろいろと勉強しています。
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