【Python】randomモジュール
この記事ではPythonのrandomモジュールについて簡単にまとめています。
randomモジュール
randomモジュールは、ランダムな処理を行う関数が入ったモジュールです。
randomモジュールを使うにはimportする必要があります。
# randomモジュールをインポート import random
randomモジュールにはいろいろな関数がありますが、この記事では自分が使いそうな関数をまとめておきます。
0以上1未満の値をランダムに取得
random関数を使うと、0~1未満のfloat型の小数の値をランダムに取得することができます。
random.random()
指定した範囲の値をランダムに取得
uniform関数を使うと、指定した範囲でfloat型の小数の値をランダムに取得することができます。
a~bの値を取得する場合は、引数で下記のように値を指定します。
random.uniform(a, b)
指定した範囲の整数をランダムに取得
randint関数を使うと、指定した範囲でint型の整数の値をランダムに取得することができます。
a~bの値を取得する場合は、引数で下記のように値を渡して指定します。
random.randint(a, b)
リストの要素をランダムに取得
choice関数を使うと、リストの要素をランダムに取得することができます。
choice関数で要素を取得しても、元のリストの内容に変化はありません。
random.choice(リスト名)
文字列の中からランダムに1文字を取得
choice関数の引数には文字列を指定することもできます。
引数に文字列を指定した場合は、文字列の中からランダムに1文字を取得することができます。
choice関数で文字を取得しても、元の文字列に変化はありません。
random.choice(文字列)
リストの要素をランダムな順番に入れ替える
shuffle関数を使うと、リストの要素をランダムな順番に入れ替えることができます。
shuffle関数の引数に渡したリストは、中身が入れ替わった状態に変更されることに注意が必要です。
random.shuffle(リスト名)
まとめ
今回はrandomモジュールについてまとめました。
randomモジュールの関数を使うことで、固定された値ではなくランダムに生成された値を使って処理できるようになります。
ランダムに生成された値を使って動作確認をするのもよさそうです。
- randomモジュールはランダムな処理を行う関数が入ったモジュール
- random関数と使うと0以上1未満のfloat型の値をランダムに取得できる
- uniform関数と使うと指定した範囲のfloat型の値をランダムに取得できる
- randint関数と使うと指定した範囲のint型の値をランダムに取得できる
- choice関数と使うとリストの要素をランダムに取得したり、文字列の中からランダムな1文字を取得できる
- shuffle関数と使うとリストの要素をランダムな順番に入れ替えることができる