Python

【Python】辞書関連の機能

みいと

この記事ではPythonの辞書関連の機能についてまとめています。

dict.fromkeys

dict.fromkeysを使うとリストの要素をキーとした辞書を作成できます。

dict.fromkeysの使い方

辞書名 = dict.fromkeys(リスト)

dict.fromkeysで辞書を作成すると、各キーの値はNoneになります。

キーだけが決まっている状態から辞書型のデータを作成したいときに使えそうな機能です。

dict.fromkeysの使用例

get

get関数を使うとキーを使って値を取得できます。

get関数の使い方

辞書名.get(キー)

辞書名[キー]の形式で値を取得すると、辞書にキーが存在しない場合にエラーになってしまいます。

一方、getを使って値を取得すると、キーが存在しない場合はエラーではなくNoneが表示されます。

get関数の使用例

keys

keys関数を使うと辞書のキーだけを取得することができます。

keys関数の使い方

辞書名.keys()

keys関数で取得できる値は、辞書のすべてのキーが入ったリストです。

そのため、keys関数を使ってfor文でkeyの数だけ繰り返し処理を行うことができます。

keys関数の使用例

values

values関数を使うと辞書の値だけを取得することができます。

values関数の使い方

辞書名.values()

values関数で取得できる値は、辞書のすべての値が入ったリストです。

そのためkeys関数と同じように、values関数を使ってfor文で値の数だけ繰り返し処理を行うことができます。

values関数の使用例

in

inを使うと指定したキーが辞書に存在するかを調べることができます。

inの使い方

‘キー’ in 辞書名

inを使って指定したキーの存在を調べると、辞書にキーが存在していればTrue、辞書にキーが存在しなければFalseが返ってきます。

inの使用例

まとめ

今回は辞書関連の機能についてまとめました。

今のところはkeysやinを使うことが多いですが、getやvaluesも使う機会がありそうです。

辞書関連の機能のまとめ
  • dict.fromkeysを使うとリストの要素をkeyに使って辞書を作成できる
  • get関数を使うとキーを使って値を取得できる
  • keys関数を使うと辞書のキーだけを取得することができる
  • values関数を使うと辞書の値だけを取得することができる
  • inを使うと指定したキーが辞書に存在しているかを調べることができる
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興味を持ったものをいろいろと勉強しています。
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