【Python】文字列の操作
この記事ではPythonの文字列の操作について簡単にまとめています。
文字列の操作
Pythonには文字列に関する機能があります。
- 文字列の連結
- 文字数を取得する
- 文字列の一部を取得する
文字列の連結
文字列の連結は、こちらの記事でもまとめましたが「+」または「,」で連結できます。

文字列1 + 文字列2
文字列1 , 文字列2
このように文字列と文字列の間に「+」を入れることで、文字列がつながって1つになります。
moji1 = '文字列を' moji2 = '連結します。' print(moji1 + moji2);

文字列を+でつないだものをprintで出力すると、文字列がしっかりと連結されていました。
moji1 = '文字列を' moji2 = '連結します。' print(moji1, moji2);

「,」でも文字列を連結できますが、「+」での連結と違い、スペースが入ってしまいます。
文字数を取得する
lenを使うと文字列の文字数を取得できます。
moji = 'abcde' print(len(moji));

lenの結果をprintで出力すると、しっかりと文字数が取得できていました。
文字列の一部を取得する
文字列内の位置を指定すると、指定した部分を取得することができます。
位置の指定方法
文字列の位置の指定は文字列を前から数えた番号で指定する方法と、後ろから数えた番号で指定する方法があります。

文字列を前から数える場合は、0から始まる番号で指定します。

文字列を後ろから数える場合は、末尾を-1とした番号で指定します。
末尾から前に向かってマイナスの値が増えていきます。
文字列の一部を取得する方法
文字列の一部を取得する場合は、下記のようにしてAとBの部分に位置を指定します。
文字列[A : B]
このように指定するとAの位置からBの1つ前の文字までを取得できます。


位置は前から数えても、後ろから数えても同じように取得できます。
この例のように3と6を指定すると、4文字目の「え」から7文字目の直前の「か」までを取得することになります。
後ろから数えた-7と-4を指定した場合も考え方は同じです。
1文字だけ取得
文字列から1文字だけを取得する場合は、位置を1つだけ指定します。
文字列[取得したい文字の位置]

文字列の中から1文字だけ取得したい場合は、[3:4]のように指定しても取得できますが、文字の位置を1つだけ指定すれば取得できます。
先頭から〇文字目までを取得
文字列の先頭から〇文字目までを取得する場合は、下記のように指定します。
文字列[:〇文字目の次の文字の位置]

文字列の先頭から取得したい場合は、[0:6]のように指定しても取得できますが、1つ目の文字位置は省略できます。
〇文字目から末尾までを取得
〇文字目から末尾までの文字列を取得する場合は、下記のように指定します。
文字列[〇文字目の位置:]

文字列の末尾までを取得したい場合は、[3:len(moji)]のように指定しても取得できますが、末尾の文字位置は省略できます。
まとめ
今回は文字列の操作についてまとめました。
文字列の連結はよく使う印象なので、しっかりと覚えておこうと思います。
- 「+」または「,」を使うと文字列を連結できる。
- lenを使うと文字数を取得できる。
- [ ] を使って位置を指定すると、文字列の一部を取得できる。