GAS

【GAS】文字列の扱い

みいと

この記事はGASでの文字列の扱いについてまとめていきます。

文字列の扱い方

数字とは異なり、文字列を何もせずに扱うとエラーになってしまいます。

  const text = 文字列;
  Logger.log(text);
エラー

文字列を扱うときはシングルクオーテーション、ダブルクオーテーション、バッククオートのいずれかで囲む必要があります。

const text1 = "ダブルクオーテーション";
const text2 = 'シングルクオーテーション';
const text3 = `バッククオート`;
Logger.log(text1);
Logger.log(text2);
Logger.log(text3);
実行ログ

ログを見るとシングルクオーテーション、ダブルクオーテーション、バッククオートはデータに含まれないことがわかります。

改行

シングルクオーテーション、ダブルクオーテーションで囲んだ文字列に改行を入れたい場合には「\n」を設定ます。

バッククオートで囲まれた文字列は改行も反映されます。

  const text1 = "改行前。\n改行後。";
  const text2 = `改行前。
改行後。`;
  Logger.log(text1)
  Logger.log(text2);
文字列に改行を入れる

文字列の連結

文字列と文字列の間に「+」を入れると文字列を連結できます。

文字列の連結

“文字列1” + “文字列2”

変数に入れた文字列も連結可能です。

  const text1 = "文字列は" + "つなげることができます。";
  const text2 = "練習してみます。";
  const text3 = text1 + text2;
  Logger.log(text3);
実行ログ

テンプレートリテラル

テンプレートリテラルはバッククオートで囲まれた文字列です。

テンプレートリテラルでは改行も反映され、変数や定数の値を参照が可能です。

変数の値を参照するには先頭に「$」をつけて、変数名を { } で囲みます。

変数の値を参照する方法

${変数名}

実際にテンプレートリテラルに改行や定数をいれてログに出力すると、しっかりと反映されます。

テンプレートリテラルは、このように変数・定数の値や改行が反映されるので、比較的長い文字列を扱うときに活躍しそうです。

  const text1 = 10;
  const text2 = `変数の値は「${text1}」です。`;
  Logger.log(text2);
実行結果。

まとめ

今回はGASでの文字列の扱いについてまとめました。

文字列の扱い
  • 文字列を扱うときはシングルクオーテーション、ダブルクオーテーション、バッククオートのいずれかで囲む
  • 文字列と文字列の間に「+」を入れると文字列を連結できる
  • シングルクオーテーション、ダブルクオーテーションでは「\n」が改行扱いになる
  • テンプレートリテラルでは改行も反映され、変数や定数の値を参照が可能
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興味を持ったものをいろいろと勉強しています。
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